もうこんな時代になってしまいました!

初めまして。

新米薬剤師、たまごときゅうりです。

今回は、もうこんな時代になってしまいましたという事で、薬とスマホが連動する時代になりました。内容としましては、インスリンペン型注入器とスマホが連動できるようになったことについて記載していきます。

2/1にノボノルディスクファーマ株式会社からこんな発表がありました。インスリン投与データを自動的に記録し、スマートフォンと連動できるインスリンペン型注入器「ノボペン6」、「ノボペンエコープラス」(スマートインスリンペン)発売のお知らせ。(https://www.novonordisk.co.jp/content/dam/nncorp/jp/ja/news/media/2022/02/22-03.pdf)

とうとうインスリンを打つことでスマホと連動するようになりました。今までは直接手技を目の前で確認しないときちんと打てているか確認できませんでしたが、今度からはデバイス事態に記録され、それをスマホに読み取ることでだれでも、後から何秒打ったか、きちんと毎日打っているか、何単位打たれたか確認することができます。

まぁ、患者さん自身が隠そうと思えばデバイスの記録を偽装することもできますので、そういうことをする患者さん相手では何をしても、どんなことをしてもきちんとやって頂けないのでデバイスが進化しようと薬が進化しようと説得できるかが大事になります。ですが、デバイスの進化や薬の進化は説得の材料となることも多いのでこういった便利なシステムはどんどん開発されてほしいですね。

さて、話がそれてしまいましたが新デバイスですが個人的に欠点だと思うのはカートリッジ製剤のみということでしょうか。なぜならば、今までにカートリッジ製剤のインスリンを使用している患者さんとは1人しかあったことがないからです。

かといって、すべてのペン型デバイスにスマホと連携機能をつけるのも持ったいないですよね。ペン型デバイスは使い捨てですからね。その点、カートリッジ製剤専用のデバイスであれば繰り返しの使用もできるし、耐用年数は5年と1ヶ月で使い終わるペン型デバイスよりも長期で使用できる為、ある程度お金をかけて機能を盛ることもしやすいですし、盛った機能を使ってもらえる機会も増えますから。

今後はこの機能を用いるためにカートリッジ製剤が増えたりすることもあるかもしれません。まぁ、使い捨てのペン型デバイスが主流なのは変わらないと思うので今後もこの新デバイスに出会うほど処方は増えないと思いますが。

もし、カートリッジ製剤を主に使用している方や使用する理由などがありましたら後学のためにも教えていただければと思います。

今回もつたない文章ですが、読んで頂きありがとうございました。

大きなことも一歩から。今後もよろしくお願いいたします。

 

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