初めまして。
新米薬剤師、たまごときゅうりです。
今回はこんな患者さんに出会いましたってお話です。皆さんも出会ったことあるような患者さんだと思います。今回は短めのお話ですが最後まで付き合って頂ければと思います。
まだ、抗原検査キットを売っているときの話です。
昨日、新型コロナウイルス抗原検査キットを買っていった患者さんがまた来局されました。抗原検査キット販売時に症状がある場合などは使用せず医療機関に行ってくださいと説明していました。また、陽性が出た場合も県の相談場所の電話番号に電話したり、かかりつけ医などに相談してくださいとお伝えしていました。来局された患者さんは3日前にも来局されていて、その際に新型コロナウイルス抗原検査キットを買っていきました。新型コロナウイルス抗原検査キットは販売個数制限として家族の人数分のみの販売としていたため、5つほど購入していきました。
それで、冒頭に戻りますが来局されたのです。それで新型コロナウイルス抗原検査キットを欲しいという事でした。何かあって数量が必要になったのかと思いお話を聞いたのです。そしたら、検査キットを使用したら陽性だったと話し始めたのです。ただ、陽性だったという話であれば問題ないのです。流行の兆しも出始めているときだったのものですからそういう人も出てくるだろうと。
ただ、その患者さんはこういったのです。「いや~、ホントに偽陽性ってあるんですね~、三回も使用してやっと陰性になったんですよ。少し体がだるいだけなのでコロナでなくてよかったですよ」
??え??え、え??となりましたよね。ちゃんと販売時に陽性が出たときの対処法を説明していますし、何なら陰性証明みたいな使い方は出来ないとお伝えもしていたんですが、陰性が出るまで繰り返す使い方をされるとは思いませんでした。何とか患者さんを説得して医療機関に行っていただけることにはなりましたが、販売時には患者さんの反応をもっとしっかりとみて陽性時のフローチャートを把握してもらうような説明を心がけようと思える事件でした(笑)
今回の教訓として、販売時の説明や投薬、何かの理解を求めるときはしっかりと相手の反応をみて理解できているか確認していくことが大切だと改めて思いました。
皆さんも、何か教訓みたいなものがあれば教えて頂けばと思います。
大きなことも一歩から。日々勉強していきますので何かあればご指摘いただければと思います。次回の更新はもう少し早くします!!
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