新薬の承認が決まりました!

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初めまして。
新米薬剤師、たまごときゅうりです。

2022年1月20日に新薬が9種類承認されました。本日はそのことについて記載していきたいと思います。

今回、承認された新薬9種類はレイボー錠(ラスミジタンコハク酸塩)、ラビフォートワイプ(グリコピロニウムトシル酸塩水和物)、ピヴラッツ点滴静注液(クラゾセンタンナトリウム)、リフヌア錠(ゲーファピキサントクエン酸塩)、エヌジェンラ皮下注(ソムアトロゴン)、メプセヴィ点滴静注液(ベストロニダーゼアルファ)、ビンゼレックス皮下注(ビメキズマブ)、ルマケラス錠(ソトラシブ)、ウィフガード点滴静注(エフガルチギモドアルファ)、アベクマ点滴静注(イデカブタゲンビクルユーセル)、サクラシー(ヒト羊膜基質使用ヒト{自己}口腔粘膜由来上皮細胞シート)、以上11医薬品です。

最初に9製品と記載しているのにあれ?と思った方もいるのではないでしょうか。
その理由としまして、アベクマ点滴静注とサクラシーが医薬品扱いではなく再生医療等製品と言われるジャンルの製品だからです。そのため、11製品から2製品を引いて9製品が医薬品扱いと言うことです。

今回の新薬で、薬局で扱うことがあるかもしれない薬と言えば、レイボー錠(ラスミジタンコハク酸塩)、リフヌア錠(ゲーファピキサントクエン酸塩)、ルマケラス錠(ソトラシブ)の三点ではないでしょうか。
特にその中でもルマケラス錠(ソトラシブ)は注目度が高いのではないでしょうか。
この薬は抗がん剤で、KRAS G12変異陽性の非小細胞がん(NSCLC)での適応となっています。KRASの関与は今までも言われていましたがついにそこを標的とした薬の登場です。今まではEGFRがメインでしたがさらに深く切り込んだ薬の登場を待ち望んでいた患者さんも多くいることと思います。
また、現在は肺がんでの適応ですが、様々な臨床試験が走っていることを発売元のアムジェン株式会社のプレスリリースに乗っています。そのことからも、今後適応が広がることが予想される薬でもあるため、薬局薬剤師も注目しておかなければいけないと思います。

最近は通院で抗がん剤治療をしている患者さんも多い為、普段から癌についてはこまめに情報をアップデートさせておくことが大切になっていくと思います。日々、色々な情報を交換して勉強していきましょう。

今回のまとめ。

新薬が承認された。その中でもルマケラス(ソトラシブ)には注目しておきたい。適応が広がるかもしれないので日々新しい情報をチェック使用でした。

大きなことも一歩から。皆様のご健康をお祈りしています。

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